こんにちは、じゃくまるです。
今日も感じたことや調べたことについて書いてみようと思います。
今回のテーマは『小説を書くって何からやればいいの?』です。
まぁ読んでそのままなんですが、どういう風に始めるの? といった初歩的なお話を。
物語の作り方について
物語の作り方・始め方には色々あるわけですが、私の場合について書いてみようと思います。
といっても簡単に書いたものなのですが。
・まず、私の創作の第一歩は、何かを読んだり見たり遊んだりすることです。
これは単純にインプットを増やすというのもありますが、色々なキャラクターや世界観を見ていると頭の中でイメージしやすいからです。
色づいたイメージは、動画やアニメーションのように頭の中で再生されるでしょう。
妄想してもいいですし、動物や物を擬人化してもいいです。
スターウォーズの『C-3PO』と『R2-D2』の掛け合いのようなものでもいいです。
とにかく色々なことを思い描いたりして想像の幅を広げて素材を集めましょう。
ちなみに、歩いたりお風呂に入ったりトイレに行ったりすることでも出やすくなります。
・次にすることはそれらのイメージを書き出すことです。
箇条書きで構わないので、【要素】をどんどん書き込んでいきましょう。
ちなみに、この【要素】とはキャラクターでありアイテムであり世界観でありバトルでありイベントです。
つまりすべてですね。
・そして次はこれらの組み立てですが、それは次の項目にします。
物語の組み立て方について
物語の組み立て方には【起承転結】や【序破急】などがあり、それぞれ使い方が違います。
起承転結
一般的に使われる物で、プロットの標準みたいないめーじがあります。
・【起】
物語のスタート・導入。
何かが始まる前準備の段階です。
例えば異世界転移した場合、『何か起きて異世界に来た』という部分になります。
大体なろう小説でいうところの三話読みとかそういうイメージでいいです。
・【承】
ある程度物語が進んでいく段階です。
例えば街づくりをしたり仲間を増やしたり、冒険をしたりなど、日常生活感やほのぼの感といった部分、ちょっとしたイベントなどが起きたりする部分です。
・【転】
物語のうちで何か重大なイベントが起きる段階です。
仲間が重傷を負う・死んでしまうなどが起きたり、町が破壊されたり魔物に蹂躙されたりします。
長い作品だと、この転の部分で二十話以上ひっぱったりします。
例えば、『仲間○○の戦闘その1』とかですね。
・【結】
物語の終わりの段階です。
事件や重大イベントが解決し、終わりに向かいます。
基本的に章区切りの際はこの部分が章の変わり目にやってきます。
この後に幕間や外伝などが書かれることが多いですし、作家によってはお休み期間になることが多いです。
序破急
シーンによって使われ方が異なる書き方です。
起承転結よりもスピード感が大事になります。
・【序】
起承転結の起の部分に当たります。
導入からゆったりめに物語が進み、どんどん不穏な気配を高めたり重大なイベントの発生を予感させる場合に使います。
・【破】
序から一気に展開が変わります。
性質としては承と転を合わせたものになります。
急展開といってもいいですが、打ち破らんとする勢いで物語の重大イベントが発生することになります。
・【急】
起承転結の結がこれにあたります。
すべての物事を解決したエピローグ・またはバッドエンドに使われることになります。
いかにして破から解決に繋げるかが大事になるので、結構難しいと思います。
と、以上に上げたそれぞれの型は特色があるので状況によって使い分けるといいと思います。
組み立て方の考え方
これは難しく考えなくてもいいと思います。
今図がだせないのでずが、基本は始まりと終わりを決めます。
次にその間に【要素】を配置していき、肉付けをするだけです。
決めた話数やポイントごとにイベントを挟むようにして、そこにさらに肉付けしていくのですが、
始まり
|仲間加入
|まちづくり
|ライバル出現
|モンスター襲来
|激闘そして・・・・・・
終わり
というふうに決める感じでいいと思います。
まぁこれは私が普段簡易的に作っているものなので、プロ作家さんと比べるとミジンコくらいの力量差があります。(ミジンコはあれで完璧ですが)
ヒロインについて
人によってはヒロインを一人、もしくは複数人出すと思います。
よく言われる登場機会ですが、早いほうがいいと言われますね。
具体的に言うと、三話以内とか。
といいましても、ヒロインを出したくない人もいると思いますので、必ずしもそう必要はありません。
とはいいつつも、ヒロインの数や出る話数に応じて読者が増減するのもまた事実なので、良さそうな場所で出す方が望ましいでしょう。(十話くらいずっと男同士でつるんでいるだけでは伸びないませんでした)
複数ヒロインによるロマンス。
俗に言うハーレムは人によって好みがありますが、読者が気になった子が選ばれないと、それだけでストレスが溜まって作者へのヘイトも溜まることがあります。
もちろん全員ハーレム化すればするほどそれに怒る読者もいるので、実に匙加減が難しいところです。
しかも、ハーレム物といいきったはいいものの、実際には二人くらいしか詳細に書けなかったりすることもあります。
読者の気持ちよりもまず、作者が沢山の人を同時に動かせないので、ハーレムは難しいと思います。
もちろんそういうのが上手な人もいるので、見つけ次第参考にしましょう。
なので、創作初心者さんはいきなり複数ヒロインは書かないほうがいいかもしれませんね。
終わり
というわけで、少し急ぎ足気味ですが簡単に私がやっている書き方について書いてみました。
上手な人の書き方や創作論についてはたくさん記事があると思います。
自分に合うものをカスタマイズして利用してみるといいかもしれません。
私の場合はこういう風に考えながらアイデアを出して、ストーリーを組み立てているという話なので、役に立つ場面は少ないかもしれません。
特に、序破急の説明とかいらないですからね。
みなさんもこれを機に色々な創作をしてみませんか?
結構楽しいですし、一次創作ができるといつでもアイデアが溢れてきますから。
まぁ受賞するとか出版するとかになると、もっと書き慣れたり技量をあげたり、売れ線に乗れるよう工夫したり、ニーズに合わせて書きたくないものを書いたりする必要が出てきます。
病まない程度に頑張りましょう。
それでは、次回の記事でお会いしましょう!